令和7年度校長挨拶
第5代長崎ラグビースクール校長
久 保 賢
令和7年度(2025年度)の長崎ラクビースクールの活動が開始されました。
当ラクビースクールは、1971年(昭和46年)4月田島更一郎初代校長のもとで開校され、本年で54年目を迎えます。本年の幼児が第55期生となります。
この間、2018年(平成30年)10月に他県のスクールを参考としながら、一般社団法人長崎ラクビースクールとして法人化し現在に至っています。
本年度は、110余名のスクール生と50余名の指導スタッフ(コーチ・ドクター)で取り組んでいきます。
日頃から練習グランドの提供を頂いている各高等学校他、対外交流試合を実施して頂いている県内外の各ラクビースクール、県協会他関係機関に対し厚くお礼申し上げると共に引き続きご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
創世期からのラクビースクールの指導方針は、
「変化に富んだ、楕円球を通して、組織だったラクビーの技術を身につけ筋力、持久力、敏しょう性などの基礎体力を養うと共に、集団の中で自己の役割をしっかりと自覚し、自主的協力的に活動する生徒を育成することをモットーとする。」であります。毎週の練習、対外試合、合宿などを通してこの方針の則った人材の育成、青少年の育成に努めていく所存であります。スクール生をサポートしていくために、父母の会、指導者が一体となった連携とスクラムを組んで進めていきましょう。
一方、少子化の影響により、各学年の生徒数の減少は、当スクールにとっても課題であります。過去には、20数名を超える中学生が卒業した年度もあります。
募集広報の必要性もあり、スクールとしても広報を行う予定でありますが、父母の会としても個別にラクビーの魅力を広めていただきたいと思います。多くの子供たちがラクビーを通して基礎体力と精神力を養って貰いたいと思っています。
本年度も、スクール生、保護者、指導者、関係機関が協力しながら、仲間を増やすとともに楽しいラクビーを目指していきましょう。よろしくお願いします。